一般社団法人沖縄オープンラボラトリ
次世代ICT基盤技術に関する以下の事業を実施。
・研究開発事業 … 技術研究、ユースケース研究
・⼈材育成事業 … 技術者育成
・国際会議事業 … Okinawa Open Daysの開催、運営
事業内容
沖縄オープンラボラトリは、次世代型ネットワーク技術やクラウドコンピューティングなどの次世代ICT基盤技術の融合を推進する、世界的にもユニークな国際研究開発機関として、2013年5月に沖縄を拠点に設立されました。
ICT技術の多様化、高度化の進展状況も踏まえ、最近は、IoT、5G、ビッグデータ、AIなどの先進技術と組み合わせた、ICTの利活用技術、適用方法の研究開発に取り組んでおり、これらの取り組みを通して、ビジネス、社会のイノベーションに貢献することを目指しています。
次世代技術、先進技術の普及、適用促進のために、これらの研究開発事業を中核とし、人材育成事業、国際会議事業(国際的情報発信、交流)にも一体的に取り組んでいます。
また、沖縄を活動拠点とすることにより、おきなわSmart Hub構想に則り、アジア諸国との国際技術交流活動を推進するとともに、沖縄の県内産業、人材の高度化に貢献すべく、県内外の企業、研究機関、教育機関、コミュニティなどと幅広く交流、連携、共創を推進しています。
保有技術、その他特徴
・会員企業、団体による次世代ICT基盤技術の研究開発機関で人材育成、国際会議も実施
・SDN、NFV(ネットワーク仮想化)、SD-WAN等のネットワーク技術
・OpenStack、Kubernetes等のクラウド基盤構築技術
・IoT基盤構築技術
・オープンソースを活用したICT基盤構築技術
・サーバ数十台、NW機器数十台規模のテストベッドを自前で構築し研究活動に利用
・交通データ、観光データのオープンデータ化による公共交通(バス、モノレール、船舶)や観光地、観光施設、ホテル、店舗等の情報を含めた経路案内システムの開発
・上記オープンデータの鮮度維持のためのコミュニティ立ち上げに取り組み中
・沖縄における社会イノベーション活動の推進(Civic Tech)
・海外会員(台湾、マレーシア)との共同研究、国際イベント共催
実績
・フルオープンソースによるテストベッド構築
・OpenFlow技術を用いたソフトウェア制御によるパッチパネルの開発
・OpenStack、OPNFV、ONOS/CORD等のオープンソースソフトウェアの有用性検証
・NWテスト自動化システムの開発
・基礎セミナー、ハンズオン等の基礎人材育成プログラム実施、累計受講者2,000名以上
・高度ICT人材を育成するスペシャリスト育成プログラムを実施
・国際会議Okinawa Open Daysを2013年から毎年開催、2018年は参加者延べ1,080名
・アジアにおける国際会議・国際交流会を実施(台湾1回、マレーシア3回)
一緒に何をしたいか
・ICT基盤技術の共同研究(会員として参加、または非会員のまま共同研究を実施)
・IoTや5G関連の実証実験
・交通データ、観光データのオープンデータコミュニティへの参加
・上記オープンデータを活用した新サービス、新ビジネスの開発
企業情報
企業名 | 一般社団法人沖縄オープンラボラトリ |
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法人番号 | 5360005004708 |
所在地 | 〒901-2122 浦添市勢理客4-19-3 NTTコム那覇勢理客ビル5階 |
設立年 | 2013年5月 |
企業URL | http://www.okinawaopenlabs.org/ |
従業員数 | ~10人未満 |
主な取引先 | (連携先) 沖縄県庁、沖縄ITイノベーション戦略センター、沖縄観光コンベンションビューロー |
主要株主 | (正会員) NTTコミュニケーションズ、日本電気、イイガ、伊藤忠テクノソリューションズ、富士通、日立製作所 |
本掲載に関する担当者
事業推進ディレクター
加 清利
所属部署
事務局
事業企画
事務作業全般
経歴
NECソリューションイノベータから出向中